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タカハシ(高橋製作所) 鏡筒
タカハシ FOA-60(Fluorite Ortho Apcchromat)(2017年3月新発売)
二枚玉フローライトでTOA型に肉薄する性能
●一般的な二枚玉のアポクロマートレンズは、波長ごとに球面収差が異なることがコントラストと分解能が悪化する原因となっています。タカハシ製TOA型望遠鏡(TOA-130NS/TOA-130NFB/TOA-150B)は三枚のレンズを最適な間隔に配し、波長ごとの球面収差と可視光領域の軸上色収差を無くすことで、色収差が無いと言えるほどの光学系を作り上げています。
●しかし二枚玉レンズでも、組み合わせるガラス硝材の分散と屈折率、最適なレンズ間隔を与えることで、口径と口径比によってはTOA型と同様に、波長ごとの球面収差と軸上入り収差をほぼゼロにすることが可能であることを発見しました。
●新製品のFOA-60ではこの原理を利用して、今までフローライトレンズと組み合わせたことのない特性のレンズを使用し、二枚のレンズを理想の間隔に配置することで高次の球面収差バランスをとり、色収差のほとんどない対物レンズを完成することに成功しました。 ●FOA-60は天体望遠鏡で最も基本的かつ重要といえる眼視性能に徹底的にこだわった製品です。現在市販されている60mmクラスの望遠鏡とは、覗いた瞬間に見え方の違いが判るほどの差異がある、ハイ・パフォーマンスの対物レンズを装備しています。
●外径68mm径(※旧FC-50-60/65と同一)の細い鏡筒に、スライド式フードの採用、2インチ対応のストロークの長い接眼体など、軽量コンパクトで高級な本体と、超高性能な光学系が合体した鏡筒は、日食観察等で海外に持ち出すのにも最適です。(※専用の鏡筒バンド68S-BTは別売です。)
●このようにFOA-60は、TOA型に肉薄する性能を持った"ミニTOA"と呼ぶにふさわし高性能機で、世界的にも類を見ないユニークな望遠鏡に仕上がっています。 ▼仕様
主な仕様
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